日本では警察犬のイメージが強く、あまり一般の飼い主が飼っているという感覚が少ないのが、ジャーマン・シェパード・ドッグです。しかし、実際には多くのファンがいて、多頭飼育しているケースも少なくありません。しかし、初心者に扱える犬種ではなく、きちんとトレーニングのできる上級者向きの犬種です。
運動能力が高く、他の犬種と比べてみても、ずば抜けているといえます。この運動量をこなしていくだけでも、一般の飼い主の手には負えません。ジャーマン・シェパード・ドッグを飼育するということは、毎日のほとんどの時間をこの犬と過ごすことになります。上級者でも警察犬訓練所に数ヶ月預ける場合があり、そこでしっかりとトレーニングを受けて、飼い主に忠実な犬に育っていくのです。
ジャーマン・シェパード・ドッグを選ぶポイント
一般のペットショップでは、ほとんどお目にかかることはありません。専門のブリーダーや警察犬訓練所などで入手します。この犬を選ぶポイントは、飼い主自身が、自分にこの犬をトレーニングする力量があるかどうかを見極めることです。最後までしっかりと飼えるという自信がもてないようでは、入手を見合わせるのが、犬のためにも賢明な選択といえるでしょう。
大丈夫だという結論を得て、とりあえず子犬を探すにはインターネットを利用するのが1番の近道です。気に入った子犬を見つけても、ほとんどの場合が予約制になっているので、直接連絡を取ってみるといいでしょう。
ジャーマン・シェパード・ドッグの入手に際しては、注意点などの心配は不要です。購入できる場所のほとんどが信頼できますので、健康上のトラブルは少ないですが、入手後の健康診断によっては、まれに関節疾患が見られる場合があります。