独自のトリミングで、可愛らしく人気急上昇中ビション・フリーゼはおとなしい室内犬で飼い主にだっこされているのが好きな犬種です。しかし、子犬は、必ずしもそうではありません。やはりやんちゃな面もあり、陽気で遊び好きです。
ビション・フリーゼは、16世紀には、フランスの貴婦人たちが、いつでもよい香りがするように香水で洗うほど、抱き犬として愛していました。しかし、長らくフランス以外では、ほとんど知られることはありませんでした。ビション・フリーゼが一気に脚光を浴びたのは、1956年にアメリカに渡ってからのことです。アメリカのトリマーによって、「パウダー・パフ」と呼ばれるトリミングのスタイルが確率され、世界的に人気が高まったのです。
ビション・フリーゼを選ぶポイント
ビション・フリーゼは、健康面では、涙目、皮膚疾患、耳疾患、てんかん、膝骸骨脱臼などがみられます。入手の際には、目や皮膚、耳の状態をよくチェックし、動き全体にもおかしなところがないか、よく観察したほうがよいでしょう。
また、せっかくビション・フリーゼを飼うのですから、定期的にトリミングを行いましょう。ビション・フリーゼの独自なトリミングは、素人の飼い主では、おそらく難しくてできないと思います。いつもきれいで特徴的な姿を維持するために、最低でも2ヶ月おきにトリミングするようにしましょう。一般の人が飼う場合には、多少、手入れのしやすいトリミングにしておくのがおすすめです。