2016年4月30日土曜日

グレート・ピレニーズの子犬

可愛いグレート・ピレニースの子犬

とにかく巨大で、犬というよりもクマのような感覚のあるグレート・ピレニース。「ピレネー犬」とか「ピレニアン・マウンテンドッグ」とも呼ばれています。グレート・ピレニースを飼うためには、飼い主に体力に自信がなければなりません。どんなにきちんと育てたとしても、散歩で歩くだけでもかなり力強い犬種なのです。

堂々とした姿から、自信に満ちあふれていて、さぞかし落ち着きがあると思われがちですが、意外にも気が小さく、寂しがり屋な面があります。大きなからだに似合わない、気の小さなグレート・ピレニーズにならないように、子犬の頃からしっかりとトレーニングを行いましょう。そうすれば落ち着きがあり、温厚で沈着冷静なグレート・ピレニーズに育つはずです。

グレート・ピレニーズを選ぶポイント

選ぶ上で最大のポイントは、グレートピレニーズという犬種を、絶対に衝動買いしないことです。ペットショップで見られるのは、生後3ヶ月ほどの子犬で、とにかく可愛い時期にあたります。可愛いからと入手してしまうと、大変なことになります。家族でよく話し合い、しっかりとグレート・ピレニースのことを勉強してから、飼育を考えましょう。

ブリーダーの数は、多くありませんが、子犬探しは、ブリーダーを探すほうが近道です。最近では乱繁殖を避けて、きちんと血統を管理しているので、大きな病気のトラブルは少ないようです。ただし、飼育方法によっては、肥満になり、関節のトラブルを引き起こす可能性がありますので、注意しましょう。

2016年4月29日金曜日

ビション・フリーゼの子犬

可愛いビション・フリーゼの子犬
独自のトリミングで、可愛らしく人気急上昇中ビション・フリーゼはおとなしい室内犬で飼い主にだっこされているのが好きな犬種です。しかし、子犬は、必ずしもそうではありません。やはりやんちゃな面もあり、陽気で遊び好きです。

ビション・フリーゼは、16世紀には、フランスの貴婦人たちが、いつでもよい香りがするように香水で洗うほど、抱き犬として愛していました。しかし、長らくフランス以外では、ほとんど知られることはありませんでした。ビション・フリーゼが一気に脚光を浴びたのは、1956年にアメリカに渡ってからのことです。アメリカのトリマーによって、「パウダー・パフ」と呼ばれるトリミングのスタイルが確率され、世界的に人気が高まったのです。

ビション・フリーゼを選ぶポイント


ビション・フリーゼは、健康面では、涙目、皮膚疾患、耳疾患、てんかん、膝骸骨脱臼などがみられます。入手の際には、目や皮膚、耳の状態をよくチェックし、動き全体にもおかしなところがないか、よく観察したほうがよいでしょう。

また、せっかくビション・フリーゼを飼うのですから、定期的にトリミングを行いましょう。ビション・フリーゼの独自なトリミングは、素人の飼い主では、おそらく難しくてできないと思います。いつもきれいで特徴的な姿を維持するために、最低でも2ヶ月おきにトリミングするようにしましょう。一般の人が飼う場合には、多少、手入れのしやすいトリミングにしておくのがおすすめです。

2016年4月28日木曜日

シベリアン・ハスキーの子犬


可愛いシベリアン・ハスキーの子犬
シベリアン・ハスキーといえば、90年代前半に一大ブームが巻き起こりました。その狼のような風貌と、ブルーの美しい目が人気を呼び、高額で取り引きされていました。しかし、飼育する覚悟が甘かったり、乱繁殖などにより無駄吠えの多い頭の悪い犬というレッテルを貼られ、捨てられるという悲しい現実がありました。

現在では、シベリアン・ハスキーの本当の良さを知っている飼い主が多く、ようやく日本での立場が確立してきました。

本来、飼い主に大変従順な犬種です。集団生活にも向いた社会性を持っていて、飼い主家族を守るという責任感の強い犬です。そのため、家庭犬として、また番犬として最高のパートナーとなるはずです。

シベリアン・ハスキーを選ぶポイント


シベリアン・ハスキーの病気には、外耳炎、脂ろう症、股関節形成不全、膝蓋骨脱臼などがあります。子犬、成犬を入手する際には、耳や皮膚の状態をよくチェックし、できれば歩き方など、動き方がおかしくないかどうかを観察しましょう。

本来は、シベリアの厳しい環境の中で、ソリを引いたり、番犬、猟犬として活躍していた犬種です。日本生まれのハスキーでも体力は満ち溢れていて、飼い主は毎日しっかりとした、運動をさせることが必要です。雨の日も寒い日も、雪の日でもです。そうすれば、人間に好意的で、実際は吠えることが少なく、体臭もほとんどないので素晴らしい家庭犬に成長していくはずです。